絵本コラム_すきになったら

バレンタインデーの今日、街はハートの形やチョコレートなど、甘い雰囲気に溢れていますね。
でも大切な人を思う気持ちって甘いだけではなくて、時に少し苦い事もある気がします。
特にそれが恋の時には…
本日紹介するのはヒグチユウコさん作『すきになったら』(ブロンズ新社 ¥1400)です。
誰かを好きになると、その人の事を知りたくなったり、感情を共有したくなる。
だから時には辛くもなる。
恋をした事のある人なら誰しも経験があるのではないでしょうか。
ヒグチさんの描く可憐な少女とワニは、その精密さが恋のほろ苦くも甘い、あの独特の感情を引き立てています。
例えて言うなら、この絵本はビターチョコレート。
見た目も、きっと中身も全く違う、女の子とワニの恋。
でも、よく考えると同じ人間なんて一人も居ないこの世界では、恋って基本的にこういうものなんですよね。
だからこそ、相手の言葉で世界が輝いて見えたり、その悲しみを知って心が震えたりするのです。
そして、様々なプロセスを経てお互いの心がが少しづつ重なっていく。
『すきになったら わたしのいちぶは あなたになる』
こちらの絵本はニジノ絵本屋のオンラインショップでも取り扱っております。
大切な人とのロマンチックな夜のお供にいかがでしょうか。