絵本コラム_めがねこ
生活必需品と言えば何を思い付きますか?
食べ物に服…色々ありますが、多分ニジノ絵本屋のスタッフは「メガネ!」という答えが大半でしょう。
ニジノ絵本屋は社長のトレードマークの一つがメガネ、スタッフもメガネ率の非常に高いメンバーとなっております。
それはさておき、メガネ族たちの心のほしい物リスト3位か4位くらいにはいつも「新しいメガネ」が入っている気がします。
そして、メガネ族がちょっとウキウキする場所がメガネ屋さん。
今日紹介するのは柴田ケイコさんの「めがねこ」(手紙社 ¥1200)です。
森の中にある猫の眼鏡専門店。
店主のめがねこさんは腕の良い眼鏡職人です。
オシャレな眼鏡や機能性抜群の眼鏡、めがねこさんのお店には沢山の眼鏡が並び、お客さんも沢山やってきます。
ある夜のこと、閉店後にお店に忍び込んできたのはネズミの三兄弟。
この兄弟がやってきたのには深い事情がある様で…。
なんと言っても職人堅気な顔つきのめがねこさんがたまりません!ぱっと見、こういうおじさん居るよね…なんて思える哀愁漂う姿。
そして、このめがねこさんの作る、身に付ける人の為を考え抜かれた独創的な眼鏡達。
きっと、一度使ったら他の眼鏡はかけられなくなるような素晴らしい眼鏡なのでしょう。
そう、やはりお話の核にはそれぞれの相手を思い遣る愛情があるのです。
柴田さんの絵本に出てくるキャラクターが、決して媚びていないのに不思議と愛着が湧いてくる理由。それは、それぞれのキャラクターの心に優しさとユーモアが溢れているからなのではないかと思います。
ほっこりと心温まるこちらの絵本、今日の一冊に如何でしょうか。
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絵本『めがねこ』
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