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絵本の記憶、子どもの気持ち

子どもの頃に好きだった絵本の記憶はありますか?
幼い頃に読んだ絵本って、題名やストーリーよりも絵やフレーズ、その絵本を読んだ時の状況と気持ちの方が記憶に残っていたりしますよね。

本日紹介するのは山口雅子さん著『絵本の記憶、子どもの気持ち』(福音館書店 ¥1080)です。

学習院女子大学で教鞭を取られている山口さんが学生達に聞いた絵本の記憶を纏めた本です。

山口さんは学生達に

①その絵本とどのように出会いましたか。
②どういう絵でしたか。
③話のあらすじ。
④何が印象に残っていますか。
⑤今、おとなになって見直してみて、どう思いますか。

と言う質問をしました。
始めは『思い出せない!』『分からない』と言っていた学生達。
それでも少しづつ記憶を手繰り始めます。
すると、心の中の忘れかけていたものが堰を切ったように溢れだすのです。
眠る前の親子での読み聞かせ時間、学校の先生や図書館で聞かせてもらった楽しい記憶…

それは、懐かしく暖かで大切な時間や場所、そして自分が愛されているという記憶。

この本を読むと子供達にとって絵本や読み聞かせが如何に重要かを気付かされます。

お子さんのいらっしゃる方だけでなく、絵本や読み聞かせに携わる全ての人に読んで頂きたい一冊です。


shigeko

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